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2006年05月26日

車椅子から見た沖縄② 空港にて

北海道から沖縄へ向かう玄関口、千歳空港。
空港までのアクセスは、JRで行くならば札幌駅から新千歳空港まで所要時間は36分(1,040円)
JR駅にはエレベーターもあるし、係の人の誘導でスムーズに乗車はできます。

我が家はインターからすぐなので、いつも車で千歳空港へ向かいます。
千歳空港のパーキングには出入り口の近い場所に車椅子用駐車スペースがありますが、連休中には大変混雑して、駐車できないこともしばしばです。
ここの場所に駐車する場合は、駐車禁止除外指定車ステッカー(※注)をフロントガラスの見える位置に提示する。
旅行の日程が長いと、かなり駐車料金がかさむけれど、身障者手帳を提示すれば半額になります。
(これは、新千歳空港の場合。ほかの空港は要問い合わせを)

空港での搭乗手続きですが、早めに済ませましょう。
車椅子の場合は、事前に各航空会社の機内専用車椅子に乗り換えます。
(搭乗ぎりぎりまで自分の車椅子の乗っていることも可能ですが、機内までは持ち込めません)
ANAにはスカイアシストJALにはプライオリティ・ゲストサポートという搭乗の際に相談や手伝いをしてくれる窓口があります。
不安なこと、心配なことは事前にお話しておいたほうがいいでしょう。

搭乗は、10分くらい前に優先的に案内されますので、慌てずに機内に乗り込むことができます。
(降りるときは一番最後です)
北海道から沖縄へのフライト時間は結構長いです。
私は、気圧の関係で、足がぱんぱんに浮腫んだりする場合が多いので、毛布や腰にあてる枕を借りて少しでも楽な格好でゆったり過ごすようにしています。

車椅子から見た沖縄② 空港にて
那覇空港。使いまわしの画像ですが・・・^^;


到着後のこと。
千歳や那覇はボーディングブリッジで通るのが容易ですが、石垣空港や宮古空港は通常ならタラップを降りなければなりません。
タラップを降りた後はバスに乗りますよね(羽田同様)
これが結構大変なのですが、事前に搭乗手続きの際に

タラップを降りることができますか?

など聞かれるので、このとき無理をせずに困難の旨、伝えておきます。
そうすれば、車椅子用のリフト車(確か力くんとかいう名前)を用意しておいてくれます。

前にこのリフトの画像があったはずなんだけど、PCの中どこを探してもみつからなーい^^;
確か石垣行ったときに撮ったものなんだけど、車に首里城とシーサーのユニークなイラストが描かれていましたよ。

車椅子から見た沖縄② 空港にて
那覇空港のステンドガラス


空港でのサポート&サービスは徹底しているので、空の旅は快適に楽しめます。
沖縄へ着くと、アテンダントさんがみんなかりゆしウエアーで迎えてくれて、なんかほっとしますねー。
ただ、土地柄か北海道の方がテキパキ、沖縄はのんびり対応という印象を受けます。


※注
駐車禁止除外指定車ステッカー
障害者が自分で運転、もしくは同一生計者の運転する自動車に乗車して駐車する場合に、
都道府県の公安委員会が指定する駐車禁止区域に必要最小限の駐車を認め、交付するもの。
交付してもらうには、車検証・免許証などを持参し、最寄の警察署で手続きをします。

■対象者
 下肢機能障害   1~4 級
 体幹機能障害  1~3 級
 呼吸機能障害  1~3 級     のいづれかに該当する方。
■対象車両
 1)身体障害者手帳の交付を受けている歩行困難な方が使用中の車両
 2)身体障害者手帳の交付を受けている歩行困難な方を同居の家族が
   輸送のために使用中の車両


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